2009/07/18

ubuntu、USBへの2種類のインストール

職場の古いノートPCにubuntuをインストールする作戦はデュアルブートにしてみて、動作環境を無視してしまったこと、特にハードディスクの空き容量の点で結局うまくいきませんでした。
……このubuntuインストールの話題、第3回めです(12もあります)。

Windowsを消してしまって完全にubuntuマシンにするということを考えつつ(結局そうするのですが)、試しにUSBメモリのubuntuを作成してみることにしました。
単純に動作環境として4GB必要なら、今手もとに8GBのmicroSDが余っているよ、容量的には大丈夫だよね、という発想です。
USBメモリでコンパクトに自前のOS環境を持ち運べるなんて、Windowsじゃありえないじゃん、という気持ちもありました。

この段階で見落としていたことがあります。
くだんのノートPCを含め、古いハードウェアはUSBメディアからのOS起動には対応していないようだということです。
わたしは手軽にUSBメモリから起動できることを期待していました。実際はCD-ROMから起動するようなわけにはいかないようです。

そのあたりの話に入るまえに、ubuntuをUSBメモリにインストールする方法は2種類あります。

(1) USBメモリをハードディスクとして、ubuntu環境を構築する。
(2) 光学ドライブを装備しないネットブックなどで、ライブCDのかわりにUSBメモリから起動できるようにし、必要ならばUSBメモリからネットブックにubuntuをインストールする

上記でわたしが期待していたのは(1)になります。USBメモリだけから手軽に起動できるものです。
ライブCDはインストール時をふくめ、一時的な環境で継続的に使用する環境ではありません。起動後もCD-ROMを読みにいくので動作が遅いです。
(1)の環境はハードウェアがUSBブートに対応していなければなりません。古いハードではなかなか難しいようです。

(2)の環境もUSBブートへの対応は必須になりますが、ネットブックへのインストールという主な目的で考えれば、対象ハードは対応していると考えていいでしょう。
ネットブックの場合、CD-ROMから起動するにしてもUSBブートにならざるを得ないわけですから。

(2)のUSBメモリへのインストールは、ライブCDから起動して、画面上部のメニューの「システム」→「システム管理」→「USBスタートアップ・ディスクの作成」とクリックします。
この際にも第2回に書きましたようにMBRのバックアップをとってからはじめることをお勧めします。

インストールに際してUSBメモリの内容はすべて消去されます。
また「データ保存領域を確保し、行われた変更を保存します」をチェックして容量をしてすることで、保存領域が作成できます。ここがライブCDとは違うところですね。

なんだか話がズレてきれしまいました。
(1)のUSBメモリへのインストールの話は次回に。

ところでblogram.jpというサービスに登録してみました。自分でブログ紹介を書かなくても成分分析をして自動でカテゴリをつけてくれます。
重要度順に複数つけてくれるのですが、最後に「音楽」のカテゴリが含まれています。
音楽の話題なんてしてないのに……と思ったのですが、どうも「ライブ」と「CD」のキィワードからのようです。
とりあえずCD-ROMと書いたほうがよいところはそうするようにしました。でもライブCDなんですよね。

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