NTTインターコミュニケーション・センターのICCキッズ・プログラムを見てきました。
インタラクティヴ・アートというか、「君の身体を変換してみよ」というタイトルにあるとおり、インターフェイスによる身体、感覚の変換として面白い展示でした。
事前にいちばん興味を持っていて、期待どおりに楽しかったのは『計算の庭』です。
最初に渡された数字のカードを持ってゲートを通ると計算が行なわれます。+5、+8、-4、x3、x7、/2の6種類の計算を何度も使って計算結果が73になると庭から出られます。
形のない迷路ですよね。最初は見通しがないので適当にゲートを通ってみる。見通しを立てたつもりでゲートを通っていると、結果が違ってたり。で、次の方針を見つけて、という感じで進めました。
見通しが立つと、迷路を上から見下ろしたようにルートがクリアに見えてくる。この感覚が楽しい。計算の得意なひとだと、あまりに簡単に見通しが立つので逆にこの楽しさは味わえないのかも。
若いひとたちと行ったのだけど、みなさん挑戦的なのにちょっと感心。
奇数で/2のゲートを通って計算できないことを確かめたり、最後に/2で終わろうとしていたり。そういう発想はなかったです。73は素数なので、最後は足し算か引き算だよねって思いながらやってました。
今月末までなので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
ちなみに、ぼくの最初の数は-1。結構苦戦してしまったんで、最短手順を考えているんだけど、結論は出ていません。みなさん、どうなると思います?
5 件のコメント:
きちんと復習もしているあたりが、火星の住人さんの幼少の頃の人柄もうかがえるような、そんな気がします。
私なりに計算してみたところ7ゲートを通る方法が最短ではないかと思いました。
(-1-4+5+8)×3×3+5-4=73。
取り急ぎ計算したので、まだまだ答えはありそうですが…、どうでしょうか。
pine_treeさん、最短手順っぽいですね。
それっぽい手順も出してない時点で復習にもなってないんですが。
最短であることの証明をふくめて考えようとしたところが身のほど知らずでしょうか。
証明まで考えるとは、思いもつきませんでした。火星の住人さんの飽くなき探究心にはいつも驚きます。
どうせなら単に計算できるだけじゃなくて証明できたほうがカッコよいかな、と。
この計算の庭は、基本的にはコンピュータを使ってシラミ潰しするしかないのかな、とも。
それって力づくであんまりカッコよくないですよね。
でも、それしか思いつかない……
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